2017年5月2日火曜日

宗教観の違い

私ここのホテルの人たちから「ホップ」って呼ばれてます。
希ってHopeって意味だよって言ったら、そっから何故か「ホップ」に落ち着きました。

そのホテルの人たちと話してた時のこと。

海外あるあるなんですが、宗教の話になり「ホップの宗教はなに?」って聞かれたので「特にない」って答えました。「WHY?」って何度も聞かれました。

このくだり毎回超面倒くさいので、できればしたくありません(笑)
話逸らそうとしたんですが、しつこく聞いてくるので色々と考えながら自分なりに話してみました。

彼らの最大の疑問としては、「宗教がないのにどうして悪事を働こうとしないのか?」「日本人は一体何を恐れているのか」です。

私もよく分かりませんが、もし彼らの社会が「キリストの目」によって保たれているのだとしたら、私たちの社会は「周囲の目」によって保たれているんではないかと思います。

日本には昔から、村八分なんて言葉がありますが、共同体の中で生きてきた日本人にとって、最も恐れるべきことは、神からの罰ではなく、共同体からの罰です。

つまり私たちからしたら、周囲といかに共存していくかが重要であり、誰がなんの宗教を信じていようと、信じていまいとあまり関係ありません。神を信じるというよりは、他者を尊重したり、互いに理解し合うことに重きを置いているのだと思います。

だからね、日本人は仲間内で争ったり、他者を傷つけたりはしないんだよ!!
ってなことを私の拙い英語で説明したんですが、伝わったんですかね…?

でも最後に「それは日本人のNatureなんだね」って言われて少し誇らしくなりました。

日本人の宗教観ってすごく独特で海外では本当に理解されにくいと思います。クリスマスもお祝いするし、神社で初詣もする。本当に一つの宗教を信じている人からしたら、信心深さのかけらもありません(笑)

でも逆に、宗教間の対立が問題視されている今、こういう考え方は日本人の誇るべきところかななんて思いました。

寝ます。
Lala Salama!(Good Night)

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